これまでの演奏会

第3回演奏会

2017年9月23日(土)13時30分開演
神奈川県立音楽堂
アイアランド ロンドン序曲
フィンジ チェロ協奏曲
アンコール:J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲第3番より ブーレ
エルガー エニグマ変奏曲
アンコール:ブリッジ 弦楽のための組曲~第2曲 間奏曲

チェロ:森田啓佑 指揮:児玉章裕

20世紀直前から半ばに掛けて作られた、魅力的なイングランド作品プログラムです。

エルガーの出世作となった「エニグマ変奏曲」のほか、滅多に演奏される機会のない佳曲、アイアランドの「ロンドン序曲」、人の心にすっと染み入るようなその作風ゆえに、熱狂的なファンを持つフィンジ最晩年(といっても亡くなったのは55歳ですが)の作品、チェロ協奏曲を取り上げました。

恐らく日本初演となるフィンジのチェロ協奏曲の独奏者には、次世代のチェロ界を担う若手ホープ、森田啓佑さんをお迎えしました。

第2回演奏会

2017年5月21日(日)13時30分開演
渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール
イベール 室内管弦楽のためのディヴェルティスマン
ヴィラ=ロボス ブラジル風バッハ第2番
ストラヴィンスキー バレエ組曲「プルチネルラ」
ファリャ バレエ音楽「恋は魔術師」
アンコール:ファリャ バレエ音楽「恋は魔術師」 火祭りの踊り

指揮:児玉章裕

ヴィルトゥオージティ溢れる近代室内オケのレパートリーから4曲。

独墺作品が1曲もなく、アマオケ演奏会のお約束・定番である交響曲もありません。小ぶりながら、なかなか挑戦的なプログラムだと自画自賛しております。作曲家もフランス人、ブラジル人、ロシア人、スペイン人と、なかなか国際色豊かでエスニックな顔ぶれです。

第1回演奏会

2016年11月12日(土)13時30分開演
神奈川県立音楽堂
レズニチェク 歌劇「ドンナ・ディアナ」序曲
ハイドン 交響曲第100番ト長調「軍隊」Hob.I-100
マーラー 交響曲第4番 ト長調
アンコール:バッハ カンタータ第82番「我は満ち足れり」より

ソプラノ:清水麻依 指揮:児玉章裕

選曲の意図ですが、まず「古典に倣って」ということ。

レズニチェクの序曲はトロンボーンやテューバを外し、形式も古典派のソナタ・アレグロ楽章に倣って、極めて軽く(「フィガロの結婚」とかのイメージかも!?)作ってあります。提示部には繰り返し記号まであります。

マーラーの交響曲第4番も古典派交響曲を真似て作ってあるとはいえ、実際にはそんな単純なものをマーラーが書くワケもなく、随所にアイロニーや毒が潜んでます。天国を歌う曲のハズなのに……。

次に、あまり有名曲がない「ト長調交響曲」ということ。頻繁に演奏される「ト長調交響曲」では、どんな曲が思い付きますか? まず思い浮かぶのはハイドンですね。ニックネーム付きだと、第8番「晩」、第88番「V字」、第92番「オックスフォード」、第94番「驚愕」、そして今回の「軍隊」。もちろんモーツァルトも「ト長調交響曲」を書いているのですが、ハイドン以後のト長調の有名交響曲となるとドヴォルザークの第8番くらいでしょう。頻繁に演奏される「ト長調交響曲」って本当にないものです。

マーラーが交響曲第4番の調性をト長調に決め、編成からトロンボーンやテューバを外したとき、当然ながらハイドンの交響曲を意識していたことでしょう。

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